前回、二階堂姉妹の著書を少し紹介しましたが、
その発売記念トークライブが開催されるということで、
意気揚々と参加してきました。

二階堂瑠美さんは別のイベントで見たことがあるのですが、
姉妹揃ってみるのは初めて。さらに、司会進行はMONDO TVで
おなじみの梶本琢程プロ。MONDOの麻雀番組をよく見る自分に
とっては、安心と信頼の人選という感じでした。

会場となるLOFT PLUS ONEは歌舞伎町のあたりに
ひっそりとたたずむトークライブハウス。
ちょっとコアな層に受けるイベントを多く開催していて、
自分みたいな多趣味な人にはたまらない場所でもあります。

50人ほどの観客のもと、夜7時30分からイベントスタート。

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写真がブレブレなのはご愛敬。
第1部では、二階堂姉妹と麻雀の出会いから、プロになるまでの
道のりが話題の中心でした。
当時、まだプロテストを受ける年齢に達していなかった亜樹さんは、
姉である瑠美さんの○○○を使って受験したそうです。(○○○はあえて自粛)

家庭環境とか、様々な要素はあったと思いますが、
それでも中学生くらいの歳に、自らの未来を自らの意志で
切り開いていく。亜樹さんのぶれない強さがトークの節々に
垣間見えていたように思います。

第2部の前の休憩タイムでは、抽選に当たった観客の2人が
二階堂姉妹と一局打つというサービス。姉妹にはそれぞれ
「ドラを使ってあがる」や「2ハンしばり」と制約がありました。 
(誰があがったのかは見逃しました)

第2部では、観客からの質問に答えるという展開。
トークの中で、瑠美さんの師は誰かという話になったところで、
まさかのサプライズゲスト登場。ミスター麻雀こと小島武夫プロです。

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御年80歳の小島さんは、卓を囲んでいるときの勝負師の顔はどこへやら、
人懐っこい笑顔で楽しい話をしてくれました。まさに、これぞプロという
サービス精神。卓上と普段の顔のギャップは、雀士のアピールポイントであると
小島さん、二階堂姉妹のみなさんがおっしゃっていました。
 
この日、一番印象に残った話は、ライバルは誰かと聞かれたときの
瑠美さんの回答です。

「昨日の自分。いつだって昨日の二階堂瑠美には負けたくない」

時間は前にしか進みません。だからこそ、振り返ったときに
今が一番の自分でありたいのだと思います。
瑠美さんの言葉は、誰にとってもモットーとなりえるものではないでしょうか。

イベントの最後には、著書へのサイン会。この日は亜樹さんの
お子さんも来られていて、サインに勤しむ母親の横で、かまってほしそうに
声をあげる姿が、とてもかわいらしかったです。

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なかなか、プロ雀士のこうしたトークイベントはないと思うので、
次の機会があれば、またぜひ参加してみたいです。